ジョン・ガリアーノ、不当解雇の裁判が棄却

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ジョン・ガリアーノがLVMHを相手取って起こしていた不当解雇の裁判が棄却されたようだ。自身の名を冠したブランドの親会社LVMHと2011年に解雇されたクリスチャン・ディオールに対して訴訟を起こしていたジョンだが、パリの労働裁判所がジョンの訴えを棄却したために、今回相手側の2社に対して各1ユーロ(約143円)支払う命令を下された。

当時ディオールのクリエイティブ・ディレクターを務めていたジョンは、パリのカフェで差別主義的発言をしたことで同ブランドから解雇されていたが、両社はジョンが雇用されていた期間に薬物問題を抱えていたと知っていたにも関わらず、自身のことを世話する義務を怠ったとして240万ユーロと1300万ユーロ(約3億4000万から18億円)の損害賠償を求めていた。

WWDが報じるところによると、ジョンは当時法廷で「この2社は私が精神安定剤を服用しており、だからこそ仕事ができることを知っていました」「ディオールで僕が楽しく過ごした17年間をただこんな風な形で終わらせたくないのです。同ブランドのクリエイティブ・ディレクターとしてのこれらの年月の中で、売り上げを4倍にしたその成功が自身の身体的、精神的健康状態

に破壊的で予想以上のダメージを与えたことを認識していませんでした。つねに、さらに働き、新たな責任、常に増えるプレッシャー、もはや制御不能の危険で病的なスパイラルでした」と証言していたようだ。

しかしながら、そんなジョンも今年、メゾン・マルタン・マルジェラの新クリエイティブ・ディレクターに就任したことが発表されており、一筋の光が見えてきている。ジョンは最近、この役目を支える夢のチームのメンバーのことを話していたが、同ブランドはコメントを控えている。

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