ステファノ・ガッバーナ、体外受精論争でエルトン・ジョンに反論

ドルチェ&ガッバーナからの体外受精児と同性愛者による養子縁組をめぐる発言を受けエルトン・ジョンはドルチェ&ガッバーナの不買を呼びかけていたが、今度はステファノ・ガッバーナがエルトンのことを「独裁主義」「無知」として反撃した。ビジネスパートナーのドメニコ・ドルチェと二人三脚で同ブランドを運営するステファノは、体外受精で生まれた子供が「人工的」であり「同性愛者による養子縁組に反対」すると自身とドメニコが意見したことでここまでの批判が展開されるとは予想していなかったと認めながらも、体外受精を通して夫デヴィッド・ファーニッシュとの間に2人の子供をもうけているエルトンが「異なる意見」を持っているというだけで2005年まで25年間の交際関係にあった自身とドメニコを「攻撃」していると伊コリエーレ・デラ・セラ紙に語った。「予想外だったね。僕はエルトン・ジョンのように知性のある人物だと考えていた人、『考えていた』っていうところを強調するよ、そんな人物からこんなことを言われるとは予想もしていなかったよ」「理解や寛容さを説いてるくせに、他の人々を批判するわけ?ただ違う意見を持っているというだけで?それって、民主主義で見識のある意見かな?これは無知だよ。なぜなら、エルトンは他の人々が異なる意見を持つ可能性があることや、それが彼らの意見が敬われるのと同様に敬われる価値があるものだって可能性を無視しているんだからね」「権威主義的な世界の見方だよ。自分に賛同しなければ、攻撃するっていう感じでね」「『独裁主義!』って言葉を彼のインスタグラムに投稿さえしてやったよ」

さらにステファノは自身とドメニコが「言った覚えのない発言を言ったように解釈されている」とし、このコメントを受けてドルチェ&ガッバーナの不買を誓うことが「ばかげている」と主張を続けた。「ばかげているよ。誰かの曲を好きであろうがなかろうと。八百屋に行って、その八百屋の人に体外受精に対する意見について賛成するかしないかを確かめはしないだろ。ただ新鮮なものが揃っているかどうかをただ知りたいものだろ」「この全てのキャンペーンはオンライン上で起こったよね。僕らが発言していない言葉を言ったようにしむけた一部の同性愛活動家のグループによって始まったんだ。それがどんどん大きくなっていっているんだ。僕らはボイコットはしていないし、誰に対してもボイコットするつもりはないよ」「サッカーの試合で対戦チームに対して罵るのと同じだよ。筋が通っていないよ。ばかばかしいね」

物議を醸す元となったステファノとドメニコの2人の発言はイタリアの雑誌パノラマに引用されていた。「僕たちはゲイの養子縁組に反対だ。家族と言えるのは伝統的な家族体型だけだよ」「化学的な受精や借り物の卵巣なんてダメさ。生とは自然な流れなんだ。これは変わるべきことじゃないんだ」

この発言を受け、エルトンはインスタグラムでこう批判を展開していた。「僕の美しい子供たちをよくも『人工的』だなんて言ってくれたな。ストレートであろうとゲイであろうと子供を持ちたい多くの愛情ある人たちの夢を実現させてくれる奇跡とさえ言える体外受精にその批判的な小さな指を突き付けるなんて恥を知れ」「お前たちの古代の考え方は時代遅れもいいとこだ。まさにお前のファッションと同じだな。ドルチェ&ガッバーナなんて僕は今後一切着るもんか」

そのほかにも、ヴィクトリア・ベッカム、リッキー・マーティン、マルチナ・ナブラチロワらもエルトンに賛同する意向を示しており、コートニー・ラブにいたっては、ドルチェ&ガッバーナの服を「燃やしたい」とまで主張している。

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