ジャズ・サックス奏者オーネット・コールマンが85歳で死去

ジャズ・サックス奏者のオーネット・コールマンが85歳で死去した。フリージャズの伝説であるオーネットが11日(木)に心停止に陥り、ニューヨークの自宅で息を引き取ったと親族の代表が認めた。60年間も音楽キャリアを続けてきたオーネットは、死の直前までパフォーマンスを行い、ジャズの代表格として存在し続けた。

独学でサックスを学んだオーネットはフリージャズを生み出し、1959年のアルバム『ジャズ来るべきもの』はギターやピアノの音が収録されていないだけでなく調和したハーモニーも存在しないことから、ジャズ界で最も重要な作品となった。コード進行の枠の中で演奏する従来の方法を使用しないオーネットは「混沌とした」ソロパートを繰り出し、その音が現代の主流となっているモダン・ジャズやロックに大きな影響を与えたほか、70年代には、プライム・タイムと共にロックやファンクのジャンルでも実験的な音楽に挑戦した。

2007年にはインプロヴァイゼーションを収録した『サウンド・グラマー』でピューリッツァー賞とマッカーサー・ジーニアス賞を受賞した。

オーネットは過去に詩人のジェーン・コルテッツと結婚し、息子をもうけたが、1964年には離婚している。

関連リンク
この記事をシェア
このエントリーをはてなブックマークに追加
gotop