オマル・シャリーフ、83歳で死去

オマル・シャリーフ(83)が亡くなった。1965年作『ドクトル・ジバゴ』の主役などで知られるオマルが10日(金)、エジプト、カイロの病院で心臓発作により亡くなったとオマルのエージェントであるスティーヴ・ケニスが伝えている。スティーヴが発表した声明文には「カイロ内の病院で本日の午後、オマルは心臓発作で帰らぬ人となりました」と記載されていた。5月にはオマルがアルツハイマー病を患っていることをスティーヴが発表しており、同病院で治療を受けているところだった。

12日(日)にカイロ市内のムシャー・タンタウィ寺院で行われたオマルの葬儀には、俳優仲間のフセイン・ファハミら多くの友人や親族が集まりオマルの死を悼んだ。

20作品以上のエジプト映画に出演していたオマルは1962年作『アラビアのロレンス』のシェリフ・アリ役で英語映画デビューを果たし、同役でゴールデン・グローブ賞助演男優巣賞を受賞したほか、アカデミー賞にもノミネートされた。

60年間に渡る俳優人生の中でバーブラ・ストライサンドと『ファニー・ガール』で共演したり、1969年作『ゲバラ!』のチェ・ゲバラ役などで活躍したオマルの最後の作品は2013年作のコメディ映画『ロック・ザ・カスバ』となった。またオマルはキャリア後期にテレビドラマシリーズ『ザ・トラベラー』『ザ・テン・コマンドメンツ』などに出演していた。

オマルの死のニュースを受け、バーブラは「オマルは私の映画キャリアにおいて初めての主演男性の相手でした」「とてもかっこよくて教養のある、魅力的な人でした。またエジプト人であることに誇りを持っていました」「オマルと一緒に仕事ができたことをとても光栄に感じており、彼の死の知らせを残念に思います」とメッセージを贈っている。

またアントニオ・バンデラスも「僕の素晴らしい友人オマル・シャリーフが亡くなりました。彼を思い、寂しくなるでしょう。彼は最高に洗練された1人でした」とオマルへの想いをツイッターに投稿した。一方でロジャー・ムーアも自身のツイッターに「『アラビアのロレンス』でのオマル・シャリーフの紹介における素晴らしいショットはずっと私の胸の中に残っています。天才的な映画で信じられないほど素晴らしい俳優でした。彼の死はとても残念です」とコメントしていた。

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