エリオ・フィオルッチ、80歳で死去

イタリア出身デザイナーのエリオ・フィオルッチが80歳で死去した。ストレッチジーンズの先駆けとしても知られるフィオルッチの創設者であるエリオは20日(月)、ミラノの自宅で死亡しているのが発見されており、地元通信社は急性の病が原因であったと報じている。

エリオは1967年にミラノでフィオルッチを立ち上げ、当初は60年代のロンドンで流行したモッズファッションからヒントを得たアイテムを主流にしていたが、イビザ島に休暇に出かけた際、濡れたジーンズが女性の脚に張り付いたところ目にしたことで女性の曲線美を強調出来る効果があることに気づき、それを再現しようとストレッチジーンズのアイデアにたどり着いた。70年代に突入するとエリオのデザインは世界各国へと広がり、ニューヨークの59丁目に開いた店舗には手ごろな価格設定のデニムやトレードマークの天使があしらわれたTシャツなどを求めてアンディウォーホルやエリザベス・テイラー、シェールなどの著名人も足を運んだとザ・カットは伝えている。

その後、市内のダウンタウンへと場所を移したエリオの店舗は、後にエリオがDJ兼デザイナーとして活躍するアンドリュー・アンドリューら新進アーティストを支援する場所へと移り変わった。

1990年には、エリオはフィオルッチを日本企業エドウィン・インターナショナルへと売却した。そして2003年には、全盛期には年間1500万ドル(約19億円)近くの収益を上げていたと言われるミラノ本店を閉店し、ラブ・セラピーのレーベルを立ち上げていた。

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