アラン・トゥーサンが77歳で死去

アラン・トゥーサンが77歳で死去した。ニューオリンズR&Bのソングライターでありプロデューサーのアランが9日(月)、マドリードのテアトロ・ララでのライブを終えた後に心臓発作に襲われ帰らぬ人となったとスペインのエル・ムンド紙が伝えている。ホテルの部屋で発見されたアランは蘇生措置が施されたものの、市内の病院に搬送される途中に2度目の発作に見舞われ、病院到着時には死亡が確認されたと代理人が認めている。

15日(日)にはロンドンのジャズ・フェスティバルでの公演予定があり、そのほかにもコンサートが控えていたところだった。

米国出身のアランは、17歳の時にアラバマ州プリチャードでアール・キングのバンドで演奏して幸運にもR&Bピアニストのヒューイ・スミスと接する機会を得ており、その後『ワーキング・イン・ア・コールマイン』『サザン・ナイツ』などたくさんの優れた曲を生み出してその名を馳せ、ニューオリンズR&Bを先導した。40年のキャリアの中で、アランの曲はネヴィル・ブラザーズ、ロバート・パーマー、オーティス・レディングらさまざまなミュージシャンからカバーされ、アランはポール・マッカートニー、エルヴィス・コステロ、ザ・ローリング・ストーンズ、ジョー・コッカーらトップアーティストたちとジャンルを超えたコラボレーションも果した。

この訃報を受けて、さまざまな著名人がアランに向けた追悼メッセージをソーシャルメディアに投稿しており、ザ・ローリング・ストーンズはアランが曲を提供した『フォーチュン・テラー』の映像に「アラン・トゥーサン、安らかに」とツイッターでコメントする中、『ザ・シンプソンズ』の声優ハリー・シアラーはアランの曲の歌詞を引用し、「これまで知らなかったのなら、今は知っている」とツイートしている。

アランは私生活では1男1女をもうけ、2人ともアランのマネージャーとして支えていた。

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