ニュー・オーダー、元メンバーのピーター・フックから訴えられ遺憾

英テクノバンドのニュー・オーダーが元ベースのピーター・フック(59)から未払いの印税の支払いを巡って訴えを起こされたことが遺憾だと声明を出した。結成メンバーであったピーターは2007年に同バンドを脱退した後の印税230万ポンド(約4億2600万円)分を受け取っていないとして訴えを起こし、本件は先月30日(月)に出された裁判官の決定により本格的な審理が行われることになった。元バンド仲間だったバーナード・サムナー、スティーヴン・モリス、ジリアン・ギルバートに対して起こした訴えの中で、ピーターは自身が脱退した後に3人が自身抜きで同バンドの収入を管理する会社を設立したことへの批判を展開している。

一方の3人は公式ウェブサイトで本件に関する声明を出している。「言うまでもなく、ピーターがこのような方法でこの主張をしていることにバンドは残念に思っています。これらの主張は、多くの部分で理由付けのないものであり、例を挙げるなら、ピーターは昔の全ての作品に対する印税全額を受け取っています。この争いの焦点は2011年からピーター無しで行われた我々の作品等に対する収入からの配当のみです」「ピーターが自身の主張を審理する権利があると認められたものの、事実に関して裁判所が決断を下したわけではありませんので、本件はまだどう進むかわかりません」 

一方のピーターも声明を出しており、「先週ロンドンの高等法院へ提出した申し出に対する決断をおのずと嬉しく思います。この決断は自分の望んだ通りで、自分が取った態度を正しいとするものです」とコメントした。

ピーター、バーナード、スティーヴンはインディバンドのジョイ・ディヴィジョンの元メンバーで、リードシンガーのイアン・カーティスが自殺を遂げた後、1980年にニュー・オーダーを結成した。

ニュー・オーダーは今年アルバム『ミュージック・コンプリート』をピーター抜きで初めてリリースし、高い評価を得ていただけでなく、ツアーも大成功を収めている。ピーターは現在ピーター・フック・アンド・ザ・ライトというバンドでツアーを敢行中だ。

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