U2、仏テロ後イーグルス・オブ・デス・メタルを手助けしていた

U2はパリ同時多発テロ後にイーグルス・オブ・デス・メタルのために新しい携帯を購入したり、プライベートジェット使用の申し出をしたりと手助けをしていたという。先月パリ公演の際に89人もの尊い命が奪われる惨事となったテロに巻き込まれていた同バンドは、会場のバタクラン劇場内に携帯を残して外に出ていたが、U2が新しい携帯を購入してあげていたようだ。

11月14日と15日に同地で2公演を行う予定だったU2は、13日にパリを襲った130人もの死者を出したパリ同時多発テロが発生したことを受け、それらの公演をキャンセルせざるを得ない状況に陥っていた。

U2フロントマンのボノは「自分たちは、次の日の夜に(パリを)去ったよ。僕らには飛行機があったから、イーグルス・オブ・デス・メタルが望むなら使っていいようにしておいたけど、彼らは他の方法を見つけたんだ。ミュージシャン仲間にできた一番よかったことといえば、携帯を買ってあげられたことかな」とニューヨーク・タイムズ紙にコメントする。

さらに、ボノはイーグルス・オブ・デス・メタルのためのテロ後の心のケアについて「(イーグルス・オブ・デス・メタルの)ジェシー(ヒューズ)は、そのときのことを全て話してくれたよ。彼らにはちゃんとしたカウンセリングが必要だね。(僕みたいな)善意あるアイルランドのロックスターからではなくね。こういうことを乗り越える人々にとって、心的外傷後ストレス障害は深刻な問題だからね。みんな、問題なく乗り切るけど、今回かなりひどかったからね」と続けた。

また、公演を中止する決断は通常したくないというボノだが、残忍なテロの後でのキャンセルは正しい判断だったと思っているそうだ。「U2はこれまでたくさんの公演をキャンセルしたことはないんだ。僕らの中にあるアイルランド人としての部分が、ただテロに屈したくなかったと思うんだ。ずっと身近にあることだからね」「でも、(ライブ・ネイションでグローバルツアーのトップを務める)アーサー・フォーゲル氏の顔をみたら、公演はやらないんだってことを理解したよ。それで、『僕らにイーグルス・オブ・デス・メタルの手助けができるかな?パリに僕らがいる間に何ができるかな?』ってことになったんだ」

U2はキャンセルとなった先日の2公演の振替公演を今月6日(日)と7日(月)に行う予定だ。

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