ビヨンセとジェイ・Z夫妻、無断サンプリング疑惑で勝訴

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ビヨンセとジェイ・Z夫妻は共作『ドランク・イン・ラブ』の無断サンプリング疑惑をめぐる裁判で勝訴を勝ち取った。ミツことモニカ・ミツラ氏が1997年アメリカでリリースされた自身の曲『ジプシー・ライフ・オン・ザ・ロード』の一節を夫妻の同ヒット曲内で無断サンプリングされたと主張し損害賠償を求めていた裁判で、マンハッタン最高裁のシンシア・カーン裁判官はミツラ氏が書面による同意書なしに宣伝や商業目的に使用された名前、肖像、写真もしくは声」のみを保護するアメリカ合衆国公民権法の下に訴えを起こしていることを理由にその訴えを棄却した。

同裁判官は「裁判所は、公民権法は文学やアート的表現を擁する作品を対象としたものではないことに一貫しています」「ミツラ氏が『ドランク・イン・ラブ』の曲とビデオ映像がアート的な表現の作品であるということに対することを覆すことはなく、ゆるぎない法律に準じてそれらは公民権法の適用範囲となりません」と記している。

ミツラ氏は『ドランク・イン・ラブ』の曲とビデオがHBO局やビヨンセのコンサートツアーの中でも使用されたことから同法が適用されると異論を唱えたものの、裁判官はそれらの使用によりアーティストの表現による作品としての価値が損じることはないと判断を下した。

ミツラ氏は商業目的で自身の声が故意的に無断使用され、それにより回復不能の損害と感情的な苦痛を被ったとして損害賠償を求めていた。

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