トラヴィス、ビヨンセ風のヴィジュアルアルバムを発表

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フジロックへの出演も決定しているトラヴィスが、先日リリースされたビヨンセの『レモネード』を彷彿させるヴィジュアルアルバムを制作した。ニューアルバム『エヴリシング・アット・ワンス』を29日(金)にリリースしたトラヴィスは、通常に行うようなミュージックビデオ作りではなく、それぞれの曲のプロモビデオにアルバムからの全曲が散りばめられた映画を制作することにしたのだそうだ。

1時間の映画と共に先日発表されたビヨンセの『レモネード』と同様の手法を用いた同バンドのフロントマン、フラン・ヒーリィはこの映像がバンドの特別な絆とバイブを映し出していると考えているそうで、28日(木)にロンドンで開かれたアルバム発売記念ライブで、「すごくかっこいい映画を作ったんだ。僕らが自分たちの映画を作るっていうのは知っているだろ。見たことあると思うけど。それがある意味習慣になってきていたんだ。それでうちのレコード会社が、僕らには5曲のシングルがあると言ってきた時『ってことは5本もビデオを作らなくちゃ!』って思ったわけさ。それで『だったら全部のアルバムに沿った映画を1本作って、そこから抜き出して何本かビデオを作ればいいんじゃないか』と思いついて、それを実行したわけさ。すごくクールで正直な大作になったよ。僕が監督したからひどい作品になるんじゃないかと心配したけど、すごく良いものになったよ。いつも僕らはビデオを作る時に素晴らしいビデオ監督を起用しているけど、でも結局はバンドのメンバーではないだろ。でも僕らメンバーの間には音楽を超越したさらに良いものがあるんだ。それって結局、バンドとしての活動よりも友達としての期間が長いってことにあると思うんだ。26年も友達なんだからね。それってすごいことだよね」「今回作った映画も同じことで、目に見えないものだからそれを描き出すのはすごく大変なことなんだ。何かって言うのははっきり言えないけど、たぶんエネルギーとかバイブっていったものじゃないかな」と語った。

バンドにとって第8作目のスタジオアルバムとなったこの新作に昨年のほとんどを費やしていたメンバーは、その作曲活動が男性にとっての出産経験のようなものだったとしており、フランは「このニューアルバムは僕達が長らく待ち望んでいたものだよ。僕たちは曲のことを赤ん坊のように捉えているんだ。これって男にとって出産に限りなく近い経験じゃないかな。もちろん女性ほど痛みはないけどね」「でもすごくたいへんなことだよ。曲の数々をこの世界に迎え入れて育て上げるわけだからね」と続けた。

今回の発売記念パーティーではニューアルバムから『スリー・マイルズ・ハイ』『アニマルズ』『パラライズド』などを披露し、そのほかにも過去のヒット曲『ドリフトウッド』『フラワーズ・イン・ザ・ウィンドウ』『シング』『ライティング・トゥ・リーチ・ユー』『ホワイ・ダズ・イット・オールウェイズ・レイン・オン・ミー?』などを披露して観衆を沸かせ、1999年発売のアルバム『ザ・マン・フー』からの『ターン』で幕を閉じた。

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