イランを代表する監督アッバス・キアロスタミが死去

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イランを代表する映画監督のアッバス・キアロスタミが76歳で死去した。『桜桃の味』では1997年にカンヌ国際映画祭のパルム・ドール賞を受賞した経歴を持つキアロスタミ監督が4日(月)、ここ数か月間に渡って何度も手術を繰り返した胃腸がんの闘病生活の末帰らぬ人となった。

キアロスタミ監督の友人でもあるアスガル・ファルハーディー監督はガーディアン紙のインタビューに対し「とても悲しく、ショックを受けています」「彼はただの映画監督ではなく、作品作りにおいても私生活においてもとても神秘的な人物でした」と語る。さらにファルハーディーはキアロスタミが新進監督たちのために道を作っていたと続け「たくさんの人たちに影響を与え、道を築いていました。映画界だけでなく、世界は素晴らしい人を一人、失ってしまったのです」と話している。

その他にも英コメディアンのオミッド・ジャリリや米監督エイヴァ・マリー・デュヴァーネイも追悼のメッセージを自身のツイッターに綴っている。

キアロスタミはテヘラン・スクール・オブ・ファイン・アーツでの学生時代、学費を稼ぐために交通整理の警官の仕事などもしていたようだが、広告業界へと足を踏み入れるとすぐにその情熱は映画業界へと向かっていったのだという。

キアロスタミ監督の代表作には『友だちのうちはどこ?』『トスカーナの贋作』『ライク・サムワン・イン・ラブ』などがある。

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