プリンスの楽曲、グラミー賞前にデジタル配信開始へ?

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プリンスの楽曲がグラミー賞を前にデジタル配信サービスを開始する可能性があるようだ。プリンスの遺産管理団体は2月22日に開かれるグラミー賞前に、プリンスの楽曲をこれまで許可されていなかったアップル・ミュージックとスポティファイで配信開始する方向で話を進めていると報じられている。

ビルボード誌によれば、リアーナやザ・ウィークエンド、ブルーノ・マーズらの登場が噂されるグラミー賞の最中に、配信サービス開始のCMをプリンスを追悼するようなかたちで放送される可能性があるという。

昨年11月、プリンスの楽曲についてはユニバーサル・ミュージック・パブリッシング・グループとタイダルの間で権利を巡って争いが巻き起こっていた。プリンスの遺産団体が楽曲版権を配信サービス拡大を意味するユニバーサルへの譲渡に同意したことに対し、ジェイ・Z率いるタイダルはプリンスの楽曲の独占権を所有していると主張していた。

ニューヨーク・ポスト紙によれば、プリンスの遺作となったアルバム『ヒット・アンド・ラン フェーズ・ワン』『ヒット・アンド・ラン フェーズ・トゥ』をリリースしたタイダルは、プリンスが生前に自身のカタログとマスター音源に対する独占権を認めていたとして、ユニバーサルとの契約が交わされる前にミネソタ裁判所に働きかけ始めていたところだったという。

タイダル社は、プリンスの楽曲の権利の現在の所有者である遺産管理団体がいかなる契約を交わした場合、プリンスと交わした契約に違反するとして、差止め救済措置を求めるとする法的書類を裁判所に提出していた。同社によれば、プリンスは『ヒット・アンド・ラン』のアルバム、新作LP、バックカタログの配信権をタイダル社に与えることに同意していたという。しかしながら、ある関係者によれば、タイダル社は1年間限定の契約を交わしていただけで、長期的に配信する権利は所有していないという。

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