ヴィオラ・デイヴィス、黒人女優として初の快挙

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ヴィオラ・デイヴィス(51)がアカデミー賞、エミー賞、トニー賞での受賞を果たした初の黒人女優となった。26日(日)に開かれたアカデミー賞式典で『フェンス』の演技により助演女優賞に輝いたヴィオラは、エンターテイメント界におけるこの3代アワード全てで受賞という快挙を果たしているのは合計でもわずか22人となっており、同じく黒人女性のウーピー・ゴールドバーグも受賞こそしたものの、トニー賞は女優としてではなく、プロデューサーとしての評価となっている。

アカデミー賞の受賞スピーチでヴィオラは映画の原作となった戯曲『フェンス』の作者であるオーガスト・ウィルソンを称えた。「いつも私がどんなストーリーを伝えたいの?と聞かれるんです。だから私は死体を掘り起こして、その物語、他の人が夢見た物語を掘り起こすと答えるんです」「私は1人のアーティストとなりました。それを本当にうれしく思っています。なぜならそれは人生を生きる意味を祝福できる唯一の職業だからです。ですから普通の人たちを明るみにだし、高く評価したオーガスト・ウィルソンを祝したいです」

そしてヴィオラは「キャプテン」と呼ぶ共演者のデンゼル・ワシントンも称え、「あぁキャプテン、私のキャプテン。オーガストと神という2つの概念を運転席に乗せてくれてありがとう。彼らはとても上手くやってくれましたよね」と話した。

昨年の授賞式で多様性の欠如が物議を醸していたアカデミー賞だが、ヴィオラの受賞だけでなく今年度は『ムーンライト』のマハーシャラ・アリが助演男優賞に輝き、イスラム教徒の俳優として初のアカデミー賞受賞という歴史を作りだしている。

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