インディペンデント・スピリット賞、『ムーンライト』が最多受賞

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25日(土)に開かれたインディペンデント・スピリット賞式典で『ムーンライト』が最多受賞作品に輝いた。マイアミを舞台に黒人のゲイ男性の姿を描いた同作は作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、撮影賞、ロバート・アルトマン賞(アンサンブル賞)とノミネートされていた全6部門で受賞を果たした。

26日(日)に行われたアカデミー賞で作品賞にも輝いた同作について、主演のナオミ・ハリスはこの映画の成功は人々が「つながり」を求めている今の時代が背景にあると語った。

一方で主演女優賞は『エル』のイザベル・ユペール、主演男優賞は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックが受賞しており、ケイシーは受賞スピーチでドナルド・トランプ大統領による新政権を批判した。「今の政府の方針は憎しみに満ちており、長く続くものではありません。とてもアメリカらしくないものです」「説教じみていてつまらないものと感じることは分かっていますが、僕は自分のわずかな声で同じ音色を奏でる人々の気持ちを表しているだけなのです」

今回の式典では司会のニック・クロールとジョン・モラニーによるオープニングのモノローグでもトランプ政権を強く批判しており、同時に反ユダヤ主義発言が過去に問題となったメル・ギブソンが『ハクソー・リッジ』で監督賞にノミネートされていることにも厳しいコメントをする場面もあった。

2017年インディペンデント・スピリット賞 主な受賞結果

作品賞

『ムーンライト』

監督賞

バリー・ジェンキンス『ムーンライト』

主演男優賞

ケイシー・アフレック『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

主演女優賞

イザベル・ユペール『エル』

助演男優賞

ベン・フォスター『最後の追跡』

助演女優賞

モリー・シャノン『アザー・ピープル』

外国映画賞

『ありがとう、トニ・エルドマン』

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