ベネディクト・カンバーバッチが新作『ハウ・トゥ・ストップ・タイム』に出演することが決定した。『ドクター・ストレンジ』のベネディクトの出演が決まった新たなSF作品は、イギリスの小説家マット・ヘイグの小説を基に制作されることになるのだが、ベネディクトの製作会社サニーマーチとスタジオカナルがその原作の発刊前であるにもかかわらず映画版権を獲得したようだ。
ヘイグは自身のツイッターで14日(火)、「みて!ワクワクするニュースだよ!ベネディクト・カンバーバッチが僕の新しい小説の映画版に出演することが決まったんだ。嬉しすぎるよ」とニュースをファンに報告している。
さらにヘイグは「トム・ハザード役を演じるのはベネディクトしか考えられないからね。彼のような人はほかにいないよ。願いが叶うなんて本当に最高だよ」「約2週間前に小説を書き終えたばかりなんだ。そして今こんなことが起きているんだよ。早すぎて現実のものとは思えないね。素晴らしいことだけど信じられないよ」と続けている。
ベネディクトが演じることになる40代前半の男性トム・ハザードは、何百年にも渡って生きることができる能力を持つという設定なのだという。また、
ヘイグの小説はこれまでに30か国語にも翻訳されており、『ラブラドールの誓い』『今日から地球人』などは日本語にも翻訳されている。
ヘイグにとって4年ぶりとなる大人向けの小説『ハウ・トゥ・ストップ・タイム』の映画版でベネディクトは主演のみならず、今年7月発刊予定の同作品を出版するキャノンゲイト・ブックスのCEOジェイミー・バイングとともにエグゼクティブプロデューサーも務めることになるようだ。