『ザ・スクエア』、今年度のパルムドール受賞

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28日(日)、カンヌ国際映画祭の授賞式で最高賞のパルムドールに『ザ・スクエア』が選ばれた。スウェーデン人監督のリューベン・オストルンドが手掛けた同作品が、第70回カンヌ国際映画祭にて他の18作品の候補作を抑えてこの名誉ある賞を勝ち取った。

クレス・バングやドミニク・ウェスト、エリザベス・モスらが出演する『ザ・スクエア』の受賞は予想外とされているものの、オストルンド監督はこの賞を受賞したことで一生懸命仕事をしたことに価値があったと語っている。オストルンド監督はBBCのインタビューに「最初は『ワオ、なんて素晴らしいことが起こったんだ』って思ったね。2年くらいに渡って一緒に仕事をしてきた主演の俳優を抱きしめたよ」「みんなでいろんなことを悩んで作り上げた作品だから、最終的にこのような形になってとても嬉しいよ」とコメントしている。

『ザ・スクエア』はクレス演じる主人公のクリスチャンが自身のギャラリーで新たな展覧会に向けて準備をしている際に、自身の所有物が盗まれるという災難に見舞われ、その盗まれた物を一風変わった方法で取り戻そうとするストーリーだ。

そのほか『ユー・ワー・ネバー・リアリー・ヒア』でリン・ラムジーが脚本賞、主演のホアキン・フェニックスが男優賞に輝いている。

また、『ヴァージン・スーサイズ』『ロスト・イン・トランスレーション』でおなじみのソフィア・コッポラ監督が『ザ・ビガイルド』で監督賞を獲得した。この作品はアメリカで南北戦争時代を舞台に、負傷した兵士が寄宿舎学校の女子生徒たちによって助けられるストーリーだ。同作品にも出演しているニコール・キッドマンは、今年度の映画祭で3本の映画と1本のTVシリーズが上映されたことを受け、第70回記念名誉賞に輝いている。

第70回カンヌ国際映画祭の受賞結果

パルムドール

『ザ・スクエア』リューベン・オストルンド監督

グランプリ

『BPM (ビーツ・パー・ミニット』ロバン・カンピヨ監督

審査員賞

『ラブレス』アンドレイ・ズビャギンツェフ監督

第70回記念名誉賞

ニコール・キッドマン

監督賞

ソフィア・コッポラ監督 『ザ・ビガイルド』

男優賞

ホアキン・フェニックス 『ユー・ワー・ネバー・リアリー・ヒア』

女優賞

ダイアン・クルーガー 『イン・ザ・フェイド』

脚本賞

ヨルゴス・ランティモス/エフティミス・フィリップ 『ザ・キリング・オブ・セイクリッド・ディア』

リン・ラムジー 『ユー・ワー・ネバー・リアリー・ヒア』

カメラドール(新人監督賞)

『ジュンヌ・ファム』レオノア・セラーレ監督

短編コンペティション

パルムドール

『ア・ジェントル・ナイト』 チウ・ヤン監督

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