ブラッド・ピット、照明デザイナーから起訴される

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ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが、照明デザイナーに56万5000ユーロ(約7200万円)を支払うよう命じられた。照明デザイナーのオディール・スーダン氏は、昨年9月に破局している2人が所有しているフランスの豪邸及びワイナリーのシャトー・ミラヴァルで自らが手掛けた大型の仕事に関して支払わず、その結果自身の会社が経済危機に陥ったとして、2人に対し法的措置に出た模様だ。

4月、パリ裁判所からの嘆願書ではシャトー・ミラヴァルを所有している2人の会社に対し、スーダン氏の評判を傷つけたとする6万ユーロ(約760万円)を含む56万5000ユーロ(約7200万円)の支払いが命じられていたというが、その法的判決は今月16日(水)になって仏リベラシオン紙で報じられた。

法的書類によると、ブラッドとアンジェリーナは2010年にシャトーの大規模な改装を行い、その際にブラッドがスーダン氏に建物全体に自然光を取り入れる方法を考え出すように依頼したのだそうだ。

契約は交わされなかったものの、スーダン氏は自身の会社で技術的な研究を重ね、実際にシャトーに取り付ける前に縮小したモデルで照明を試作するなどして準備し、毎月シャトーの会社に請求書を送っていたという。そのプロジェクトには建築家やデザイナー、光学エンジニアなど17名が雇われていたが、様々な請負業者や下請け業者がお互いに遅延の責任をなすりつけ、2年が経過しても完成には至らなかった。

裁判所では、ブラッドはスーダン氏が490万ユーロ(約6億3000万円)を請求した時にスーダン氏の会社への支払いを停止したとしていたが、裁判官はその額は「ひどく誇張されて」おり、遅延はスーダン氏のせいではないと返している。

証言では、スーダン氏は当時なぜ支払いがなされなくなってしまったのが分からなかったと話しており、自身のスタッフに給料を支払いたいという要求に対して返答を得られなかったため作業を中断せざるを得なかったとしている。

さらにスーダン氏は10日後にブラッドからメールを受け取り、そこには「フランスではどうなのか知らないけど、アメリカでは友達は友達を攻撃しないものだよ。僕がただあなたの作品のファンなんだ。だから攻撃してこないで欲しい。とにかくこのプロジェクトを終わらせて、誇りに思おうじゃないか。後味悪く終わらせるにはもったいないプロジェクトだよ。人生は短いんだから」と書かれていたという。

結局スーダン氏は4月に支払いに関して勝訴したものの、そのプロジェクトを手掛けたデザイナーとして認知されていないと不満を呈しており、不和が生じたことで同プロジェクトはスーダン氏の元従業員の手に渡っている。

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