クジラが生物学者をサメから守る!

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クジラが海洋生物学者をサメから守る姿がカメラに収められた。ナン・ハウザー博士が太平洋でザトウクジラの水中撮影を行っていたところ、体重22トンにもおよぶそのクジラがイタチザメの攻撃から身を守ってくれたそうだ。

ハウザー博士は当時気づいていなかったというが、サメの接近に気づいたクジラはハウザー博士を口で水上へ押し上げたり、ヒレで覆ったりして守っていたという。

博士は「私はクジラが近寄ってきた時、なぜなのかは分かりませんでした。10分くらいに渡って押し続けられたんです」「私がこわがったらそれがクジラにも伝わってしまうと思ったので、動揺はしないようにしました。私は動物たちと親近感をとても感じるので、不安はあったものの、出来るだけ平常心を保って、どうやってその場を離れるかを考えていました」と当時の状況を振り返っている。

イルカにはこうした性質が見られるものの、ザトウクジラでは目にしたことがなかったという博士は、その10分間の間、クジラに完全集中していたため、サメが近づいていることには気づいていなかったという。

博士は「こういった動物たちはまさに利他的行為を見せます。時には自分の命が危険にさらされることもあるのです」と続けた。

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