レオナルド・ディカプリオが、凶悪犯罪者チャールズ・マンソンをテーマにしたクエンティン・タランティーノ監督最新作に出演するようだ。
今回ディカプリオとタランティーノがタッグを組む可能性が浮上した同作では、1969年8月にマンソンが作り上げたカルト集団「マンソン・ファミリー」のメンバーによってロマン・ポランスキーの妻で当時妊娠中だった女優のシャロン・テートが殺害された事件が描かれる。ヴァラエティによると、ディカプリオが演じるのはマンソンではなく年老いた俳優であるとのことだ。
同作で脚本も務めるタランティーノは、現在マーゴット・ロビーにシャロン役での出演を打診中で、さらにはトム・クルーズとブラッド・ピットも重要な役どころを演じるのではないかと囁かれている。
タイトルはまだ決定しておらず、現在資金提供先や配給元を探しているという同作品は、2018年夏頃から撮影を予定しているという。
シャロンは殺害された当時、妊娠8カ月であった。カルト集団のリーダーであったマンソンは、自身が以前取り合ってもらえなかった音楽プロデューサーの自宅と思いこんだ家に集団のメンバー5人を送り込み、シャロンを含む5人を銃とナイフで殺害させた。
昨年死去したマンソンは1971年、他のメンバーらと共にこの事件の他にも同じ時期に起こしていた殺人の罪で終身刑を言い渡された。